『リーガルハイ2』1話「完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!」のあらすじ・名言・感想

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リーガルハイ2期
1話タイトル:「完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!」

『リーガルハイ2』1話のあらすじ

有能だが人格に問題のある弁護士・古美門(堺雅人)と、熱血漢の若手弁護士・黛(新垣結衣)が問題を解決する。古美門の元に、既に一審で死刑が言い渡されている貴和(小雪)の弁護の依頼が舞い込む。古美門は、「私を無罪にして」と言う貴和に2億円を要求。そこで貴和は色気で迫ることに。

引用元:ザ・テレビジョン

主な登場人物

  • 土屋秀典(つちや ひでのり)
    演 – 中尾明慶
    徳永光一郎毒殺事件の証人。元メッキ工場作業員。勤務していた工場から盗んだ青酸化合物を貴和に売り渡す。
  • 南風るんるん
    演 – 小島藤子
    アイドル。彼氏いない歴22年と嘘をつき、ファンを騙していたことが週刊誌の記事で露呈し、コアなファンから訴えられる。
  • 徳永さつき
    演 – 内田愛(第2期第9話・最終話にも出演)
    徳永の娘。父親と同じ毒入りスープを飲み、命の危機に晒されながらも一命は取り留めたが、その後心的外傷後ストレス障害を発症する。黛が受け取ったDNA鑑定の結果ではさつきは貴和が捨てた娘となっており、「さつきは父親が自分より貴和の方を選んだことに腹を立て、彼女を殺害するためにスープに毒物を入れ図らずも自分の父親を殺害してしまった」と推測していたが、DNA鑑定はしておらず書類も古美門が偽装したものであったため、さつきの親が誰なのかはあやふやのまま終わっている[35]。
  • 徳永光一郎(とくなが こういちろう)
    演 – 宇納佑(第2期第9話・最終話にも出演)
    徳永通運社長。2年前、夕食時のスープに青酸化合物を入れられ、毒殺される。
  • 川田博夫
    演 – 下村彰宏
    大学講師。安藤貴和と同じマンションの住人。本棚の中で検察側証拠と同じ瓶を発見したと証言。

引用元:Wikipedia

全体のストーリー


『妄想腐女子ガール』を歌うアイドルの南風るんるんは、元ヤン彼氏との交際報道を受けて精神的苦痛を受けたファンに慰謝料を請求されてしまう。古美門によって追い詰められた南風は、優秀なるパートナー弁護士の羽生にバトンタッチし、被告人に優しく寄り添う。「あなたが嘘をついたのはファンに夢を与えるため」だと。羽生によって心を揺さぶられた南風はあっさりと慰謝料支払いを受け入れて無事に閉廷。

古美門とは全く逆のスタイルでありながら、きちんと訴訟にも強い羽生を古美門は「天然の人たらし」と称するのだった。

古美門法律事務所から巣立ち、1人で独立する羽生。それをよそに黛は骨のある案件を拾ってくる。それはマスコミも注目する一大事件だった。

運輸会社の徳永光一郎が毒殺された事件。自宅には青酸化合物が混入しており、当時光一郎と交際していた安藤貴和が逮捕された。貴和は光一郎の保険金5,000万円の受取人であり、検察によって彼女の殺人の証拠を挙げられてしまう。保険金目当ての殺人として、マスコミも報道し貴和は世間の批判の的となっていたのだった。

世間の嫌われ者となっている貴和は、光一郎に今まで現金・車・マンションといった一億以上の資産を貢がせていた。世紀の悪女とマスコミを賑わせ、誰も彼女の犯行を疑わない。しかし、貴和はあくまでも犯行を否定していた。

かつては三木法律事務所のベテラン弁護士である磯貝が担当していたが、勝算の低さから担当を降りていた。裁判結果も第1審は死刑判決。不倫や浮気というマイナスイメージも影響していると推理する黛だが、古美門は妥当であるとした。

そんな案件を持ってきた黛。貴和はあくまでも無罪を勝ち取りたいと伝えると、古美門は報酬次第で引き受けるという。結局、1億円と貴和の性的?サービスで依頼を受けるのだった。

犯行を否定、無罪だという貴和に対し、黛は減刑の方向を検討していた。黛は貴和の無罪を信じることができず、かといって死刑は重すぎると考えていた。これを聞いて古美門は「このやり取りはもう飽きた」と言う。「依頼人のオーダーが無罪なら黒でも白にするのだ」と。

「私がいつも食材を仕入れに行く八百屋のご主人が、おじさんだと思ってたらおばさんでした」と服部は黛に話す。ぽかんとする黛に古美門は告げる、「思い込みかもしれない」と。

古美門は黛とともに、本件の担当検事である醍醐に会う。凍えるほど冷え込む部屋の中で咳き込む醍醐は、顔色も悪く心配になるような様子。事務官の本田も根暗な性格で、日当たりの悪い事務所をそさくさと後にするのだった。

そして迎えた控訴審第一回公判期日。醍醐は持病の発作で遅れるものの、吹雪のような冷気をまとわせながら法廷に登場した。

古美門の主張は殺害に使われた毒入りの瓶が他の住人の部屋にもあり、部屋のオートロックの脆弱性を訴える。毒瓶に付着した貴和の指紋についても、取り調べ中についたものだとし、警察による証拠の捏造だと主張した。唯一の証拠である毒瓶には彼女の指紋などなく、簡単に彼女の部屋に置くことができる、そんな証拠だけで死刑判決を下すのか、と。

警察もマスコミも一体となって貴和が悪者だとイメージ付け、初めから用意されたシナリオに向けて証拠を捏造した。世間に嫌われたせいで死刑になるなら、魔女を火炙りの刑にする中世の暗黒時代そのものだと叫ぶ古美門。形勢は逆転したことで、すっかり勢いづく古美門サイド。意気揚々と貴和にもこれを報告する。報酬に貴和による高速回転三所攻め(性的サービス?)を追加。

黛は真犯人の特定に向けてメッキ工場を訪問することに。そこで土屋という人物にたどり着く。土屋は薬品をちょろまかし、ネットで売買してお金儲けをしていたという。ネットで売買した相手はなんと安藤貴和であった。黛は真相を知ってしまう。

このままでは殺人犯を野に放ってしまうかもしれない、そう葛藤する黛だったが、古美門に注意されてしまう。羽生にも相談し、口が堅いと自称する彼はなんでも話してくれと言うのだった。

検察側は青酸化合物入りの毒瓶をネットで貴和に売ったと証言する土屋を証言台に呼ぶ。決定的な証言で形勢は一気に不利になった。古美門はこれを受けて、黛が裏切ったと決めつける。黛をこの件から降ろし、解雇を言い渡す。古美門は1人で貴和の弁護を続けるのだった。

一転して不利になったことで貴和も怒り狂う。古美門は次の裁判で全て「いいえ」と答えれば勝てる、と伝え、裁判に臨むのだった。

そして迎えた被告人尋問。打ち合わせした通りの受け答えをする…はずだったが、貴和は全く逆の証言をする。貴和本人が毒瓶を犯行に使うために購入した、と。焦る古美門だが、裁判は進み検察側の尋問に移る。スープに毒物を混入して殺害したと素直に認め、死刑判決が下るのだった。古美門初の敗訴である。

死刑判決を言い渡す瞬間、古美門はいつものように着替えて法廷に向かい、裁判が終わると帰宅。いつものように平静を装っていたが、服部さんの前で泣きじゃくる古美門。一方で三木は因縁の相手である古美門の敗訴の知らせを聞く。不敗神話が破れてお祝いをする井手だったが、三木は怒りの表情を露わにする。「出てけ!山口!!」「井手です!」。

日当たりの悪い事務所で判決結果を祝う醍醐と羽生。醍醐は弁護士になると言う羽生を説得するも、羽生はこれに応じず、世界を変えると話す。羽生は事務官の本田とともに醍醐の事務所から退官し、新たな弁護士事務所を立ち上げるのだった。

黛に「死刑は辛い」と告げる羽生。羽生は黛に新たに立ち上げる事務所に来ないかと誘う。しかし黛は、「私は古美門研介のパートナー弁護士よ、まだ負けてない、安藤貴和を助ける」と言って羽生の誘いを断るのだった。そう、黛は決して古美門を裏切ったりはしていない、羽生に情報をリークなどもしていなかった。

服部から緊急の連絡を受ける黛、なんと古美門が行方不明になったと言う。『人間やめます』と置き手紙を残して。

ライバルが負けて落ち込んでいる三木は、古美門法律事務所を訪れて、庭の植物と一体化しようと試みる古美門を発見する。情けない姿に成り下がった古美門を見て、三木は言う。「当分の間旅に出る、お前に黒星がついたことなど知らん」「さっさと上告しろ!負けを帳消しにしろ!そしてお前を地獄へ叩き落とす!」と。1期では因縁の相手だったが、今期では友情のようなものを感じた。

事務所に戻った黛と服部は、古美門が無事だったのを見て安堵。その後黛は古美門をボコボコに殴る。驚く古美門に一切の躊躇をせず、勝負はここからだと発破をかけるのだった。そう言うと黛は逆転のための証拠である、ある書類を古美門に突きつける。目に光が宿る古美門は復活する。

「やられてなくてもやり返す…身に覚えのない奴にもやり返す…誰彼かまわず、八つ当たりだっ!!」

羽生は本田、磯貝を勧誘し新たな法律事務所「Nexus」を立ち上げる。磯貝が貴和の件を古美門に投げたのも妥当古美門計画の一環であり、今回はまんまと成功したのだった。羽生は古美門を倒してやっと時代が変わるのだと話す。『みんなが幸せになる世界』のため、Nexusは世界から争いをなくすことを理念に掲げて進むのだった。

黛が古美門に見せた書類、それは面会者記録のコピーだった。「吉永慶子」という人物に会ったことで、被告人尋問であっさりと自白した。何か裏があるはずだろう。さらに、吉永慶子という名前や住所は全くの嘘っぱちである…。

安藤貴和に上告してもらい、最高裁に進めようと懇願する古美門。黒星を取り戻すには、最高裁で逆転するしかないのだ。

『リーガルハイ2』1話の名言

水は飲めるが燃えはしない、石油は燃えるが飲めはしない

(南風るんるんの尋問での羽生のセリフ)

羽生「私は、父の仕事の関係で子どもの頃は海外にいました。カナダ、オーストラリア、サウジアラビア…」

「そう、サウジアラビアにはこんなことわざがあるんです…”水は飲めるが燃えはしない、石油は燃えるが飲めはしない“」

「意味は分からないですが、なんだか深い言葉ですよね?」


「南風さん、率直に言うと僕はあなたを責める気にはあんまりなれないんです、あなたが嘘をついたのは、ファンに夢を与えるため、だったと思うからです」


「人を幸せにするためにつく嘘は、必ずしも悪いものではありません。ただし、自分を不幸にします」


「自分を偽り続けるのは、辛かったんじゃありませんか?」


「水は水、石油は石油なんです。あなたはあなたのままでいい…ありのままの南風るんるんを好きになってくれる人はきっと大勢います。だって…僕もその1人だから(ファンクラブの会員証を見せる)」


愛…届いてますよ。今度は、あなたが幸せになる番です

南風るんるん「全額…お支払いします!」

我々の仕事は真実を追求することではない、依頼人を守ることだ

(土屋が安藤貴和に毒物入りの瓶をネットで売ったことを知った黛と古美門の会話)

黛「このまま行けば貴和さんは罰を逃れます」

「だろうな」

「私たちが殺人犯を野に放つんですよ!?」

「素晴らしい、誰にでもできることじゃない」

「私は真実を知ってしまいました」

「知ってるのは誰だ?君とここにいる我々だけだ。我々が他言しなければ誰も知り得ない」

「誰も知らない真実は存在しないのと一緒だ」

「…握りつぶせと?」

「じゃあ言いふらして安藤貴和を死刑台に送るのか?」

「我々の仕事は真実を追求することではない。依頼人を守ることだ。いい加減覚えろ幼稚園児…」

私だけは君の味方だ

(マスコミから世紀の悪女と報じられ、死刑判決を言い渡された安藤貴和を弁護する古美門が貴和に告げたセリフ)

貴和「何が無敗の弁護士よっ!こっちは1億も払うのよ!?」

古美門「落ち着け」

「こっちはあんたを信用したのに!ふざけんじゃないわよ!!」

「落ち着け…」

「世界中の人間が…私を殺そうとしてる…私はどうせ…死刑になるのよっ!!」

「私がさせないっ!!」

世界中の人間が君を憎もうと、私だけは君の味方だ。たとえ君がビッチで鬼畜で殺人犯だろうが、私は君を無罪にする、必ずだ

『リーガルハイ2』1話の感想

1期が好評であったことで、待望の2期がスタートした。当サイト管理人の私も大変嬉しい。そして「リーガルハイ2」の1話も最高の展開で始まったと言える。

まずは優秀なパートナー弁護士である羽生晴樹の存在だ。主人公のようなオーラと人格者で古美門とは正反対の弁護士だが、実力も相当である。そしてこの羽生が古美門の元を離れた途端に敵になるという展開。ついには初の敗訴となるのだ。

古美門の敗北シーン、子どものように泣きじゃくる様子はユニークに仕立てられているが、1期からのファンは特に胸に熱いものがこみ上げるだろう。

人間をやめて植物になろうとするのは古美門らしいが、そこからの復活、そして半沢直樹の名言パロディまで飛び出すのもファンサービスが充実している。冒頭の堺雅人ドアップスタート(半沢直樹パロディネタ)もあり、相変わらず細かいネタ要素をふんだんに盛り込むスタイルが健在だ。

2期の構成は非常に独特で、最初に無敗の古美門に黒星につくところから始まる。そして最終話に向けて別の訴訟を進めていき、最後に安藤貴和の最高裁を1話の続きとして再開される。ここからは普段通りの古美門劇場が楽しめるのだ。

何はともあれ、久しぶりのリーガルハイ。黛が裏切ったような描写もあり、解雇となった場面もあったが最後は結束するのは2人の絆を感じさせられる、古美門に言わせれば幼稚園児なのだろうけど…。