『リーガルハイ2』4話「お隣り付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!!」のあらすじ・名言・感想

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リーガルハイ2期
4話タイトル:「お隣り付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!!」

『リーガルハイ2』4話のあらすじ

古美門(堺雅人)は、騒音問題で隣人のなつ(佐藤仁美)ともめている主婦・冬海(猫背椿)から相談を受ける。さらに冬海は、自分にけがを負わせたなつが、裁判で無罪になった事が許せず、民事裁判で慰謝料を取ってほしいと訴える。その後、裁判官が別府(広末涼子)だと判明し驚く。

引用元:ザ・テレビジョン

主な登場人物

  • 西平なつ
    演 – 佐藤仁美
    隣人の東山家との騒音トラブルで争いごとが絶えなかったなか、ゴルフクラブで殴りかかってきた冬海を生花はさみで刺してしまう。刺傷事件の刑事裁判では正当防衛が認められ、無罪判決が下る。
    隣人の東山家とは転居して来た日が同じだったり、家族構成が似ているといった共通点が幾つもあり、中学校受験を境にお互いの仲が悪くなるまでは家族ぐるみの付き合いをしてきた。冬海の嫌がらせから起きたと思われていた事件であったが、実は家庭内の不和から東山家を追い出そうと様々な案を画策し、放火紛いのことさえしでかしていたこと、並びに、本当はなつ自身が東山家に嫉妬を抱いていたことが明らかになった。結果、和解の中で引っ越しを決意していたことを打ち明ける。また、不和の一端であった夫・紀夫と離婚し、和解の条件であるバーベキューの最中に冬海から誘いを受け、改めて引っ越し先の同じマンションの隣人同士となる。
  • 東山冬海
    演 – 猫背椿
    刺傷事件の判決が無罪という結果に納得がいかず、古美門を代理人に選出し、西平家に慰謝料請求や転居命令が下るよう民事裁判を起こす。
    西平家に対して数々の嫌がらせ行為を行っており、チャンプの件(後述)の自作自演容疑なども明らかとなった。最終的に和解の中で事実上の勝利にも関わらず近くの分譲マンションに引っ越す旨を語り、和解条件であるバーベキューの最中に、なつに自身が引っ越す部屋の隣が空いていると相談をする。
  • 西平紀夫
    演 – 山本修
    なつの夫。サラリーマン。順調に出世しつつあったが、会社の女性社員と不倫関係にあることを法廷にて明らかにされる。
    羽生の介入により最終的になつと離婚し、慰謝料二千万を請求される。
  • 東山弘
    演 – 千葉ペイトン
    冬海の夫。サラリーマン。西平家の夫とは違い、会社の経営不振によって減給されるものの、裁判の傍聴席で妻を見守り応援する。息子の弘夢と共に冬海にゴルフクラブをプレゼントしたことも。
  • チャンプ
    演 – ティム
    なつが防犯用に飼った犬。デッキブラシを持った相手(本件であれば冬海と古御門)を遊んでくれる人だと認識し、じゃれていた。その様子が襲っているように取られ、訓練施設へと送られた。
  • 西平紀明
    演 – 橋本智哉
    なつ・紀夫の息子であり、弘夢の友人。ピアノでコンクールに優勝するほどの才覚を持つ。中学校受験で合格し、冬海の後押しを受けたなつによって私立中学に通う。しかし、学校に上手く馴染めずに塾をさぼりゲームセンターに入り浸っていた。また、なつによる放火の瞬間を目撃していたが、母親を想って黙秘していた。
    弘夢と大喧嘩をしたことがあるが、原因は双方が母親から「(弘夢または紀明と)遊んではいけない」と言われたことであった。和解条件であるバーベキューの最中は、かつてのように仲良さげにはしゃいでいた。
  • 東山弘夢
    演 – 佐藤瑠生亮
    冬海・弘の息子。紀明と共にピアノを習っていたが、早々に挫折し辞めてしまった。弘と共にお小遣いを貯めて冬美にゴルフクラブをプレゼントしたこともある。弘夢と大喧嘩をしたことがあるが、原因は双方が母親から「(弘夢または紀明と)遊んではいけない」と言われたことであった。和解条件であるバーベキューの最中は、かつてのように仲良さげにはしゃいでいた。

引用:Wikipedia

全体のストーリー

西平なつと東口冬海は家族同士で仲のいい隣人だった。子どもの年齢も家族構成も同じなため、洋服の貸し借りや家族ぐるみでのバーベキューなど、良好な関係性を築いていたのだが、子どもの小学校受験で転機が訪れる。

子ども西平紀明は私立の小学校に受かったものの、東山弘夢は落ちてしまい公立の学校に通うことに。これによって生まれた溝は、次第に母親同士の嫌がらせに発展。ついには放火事件が起きたり、冬海がなつの愛犬に襲われるなどの事件も起きた。それだけでなく、怒り狂った冬海はゴルフクラブでなつを襲いかかる。しかしガーデニングをしていたなつは持っていたハサミで冬海を刺し、正当防衛が認められたのだ。

この判決に不満を訴える冬海は古美門に弁護の依頼をする。相手のなつの担当弁護人は羽生だったことから、普段は受けないような案件だったものの引き受ける。

最初は余裕をかましていた古美門だったが、以前一悶着あり古美門に対して個人的感情(マイナス)を抱く別府裁判官であり、相性最悪で不利な状況となってしまう。

[jin-iconbox01]別府と古美門の確執については、SP1を参照[/jin-iconbox01]

予想通り、裁判では古美門が理不尽な扱いを受けながらの戦いを強いられ、苦戦する。いつものスタイルはブロードウェイと揶揄され、最後は法廷から締め出されてしまい、黛一人で奮闘。

現場検証が必要だと別府が判断し、古美門・黛・羽生・別府で西平と東山両家の家を訪れる。現場検証では両家のいざこざの事件の一つである、西平家のペットのチャンプが冬海に襲いかかる事件を再現する。デッキブラシを持った古美門に襲いかかるチャンプだったが、よく見ると襲うのではなくじゃれているだけだった。これにより冬海が襲われたと誇張、あるいは嘘をついていたのだと指摘されてしまう。

ますます不利になってしまった冬海と古美門たち、さらには別府の羽生への肩入れによってどんどん畳み掛けられてしまい、これに反発した黛は別府に退廷を命じられてしまうのだった。

あっさりと勝利目前に迫った羽生は、古美門がやけに大人しいことに違和感を覚える。その違和感通り、古美門は蘭丸を使って子どもたちに接触を図っていた。

ゲームセンターに入り浸る紀明、受験して入った私立校の勉強についていけず、ゲーセンに行って現実逃避していたのだ。さらには仕事で帰りが遅い旦那の浮気現場の証拠を突きつけ、古美門が一気に畳み掛ける。

一見子どもの受験で嫉妬されていたように見えた西平家だったが、実はなつの方が東山家に嫉妬していたのではないか、と。さらには子どもの密告によって放火事件の犯人がなつであったのもバレてしまい、形成は一気に逆転。なつは心中を吐露し、東山家に嫉妬していたと告白したのだった。

これによって裁判は決定的となる。古美門を倒そうと躍起になっていた羽生だったが、Nexusの本田に自分を見失うなと指摘され、誰もが笑顔になれる道を模索する。

古美門の元に羽生から和解の申し出があり、慰謝料2,000万円と転居という請求を全部呑むと告げる。事実上の古美門の全面勝利となった。

和解の話し合いで、冬海の方から転居すると言う。勝訴したのになぜだと不満を漏らす古美門だったが、依頼人本人の要望だった。その後、両家の子どもが和解の調停場所にきて、これからは僕たち(紀明と弘夢)遊んでもいい?バーベキューしたいと話す。これを見た別府は和解の条件に、友達付き合いの継続とバーベキュー開催を追加した。

裁判で争った両家は、最後は笑顔で和解する。これに満足そうな羽生と眉をひそめる古美門。裏で羽生が不動産関係者と通じ、家の売却と新居の斡旋を手助けしていた。慰謝料の2,000万円も旦那と離婚する際にもらう慰謝料で賄う。これも羽生が間に入っていた。

別府の元に向かう古美門、裁判官は窮屈ではないかと尋ねるが、別府は否定する。さらには古美門に対して窮屈そうな生き方に見えると言われてしまう。(これは勝ち続けることにこだわる古美門を皮肉っている)

古美門には敵わないけど、自分なりのやり方を貫くと決めた羽生。どこか吹っ切れた様子の羽生に黛は嬉しそうにしていて、服部も裏でこっそりと覚醒したのではないか、と期待していた。(電話で清蔵に報告)「彼なら、古美門研介を凌駕するやも」と嬉しそうに電話で話すのだった。

[jin-iconbox01]服部と清蔵については、1期・第8話を参照[/jin-iconbox01]

『リーガルハイ2』4話の名言

笑顔で世界が変わることなどないのです!!

(西平なつの本人尋問で古美門が問い詰めるシーン)

西平なつ「なのに、なんで…
なんで隣の方が…楽しそうなのよ…」

古美門「これが人間の本性です
誰でも心に嫉妬というケダモノを飼っている」

「そしてそのケダモノは、暴れ出したら最後、もう手が付けられない
壊れた隣人関係は元には戻らないんです」

(羽生の方を向く)

「せめて気が済むまで暴れさせ白黒をつけてやるのみ!
笑顔で世界が変わることなどないのです!!」

『リーガルハイ2』4話の感想

今回のテーマは隣人トラブル。

ハサミで刺されるというショッキングな事件でスタートし、泥沼な裁判を続けていくうちに人間の嫉妬の醜さを訴えかける。

人は誰しも嫉妬心を抱いており、それは色々な悲劇を生む。でも人間は完璧な神ではないし、嫉妬するなというのも難しいから、徹底的に嫉妬をぶつけ合うしかないのだと。確かに綺麗事を言うならば、嫉妬は醜い感情であり人間関係を壊しかねない。

でも、人間誰しも犯す過ちを醜いと一蹴するのではなく、そういう気持ちすらも受け止めて相手と向き合い、解決を図るしかないのだろう。

良くも悪くも今回は訴訟によって両家の関係性はこれまで以上に良くなり、一番被害を被っていた罪のない子ども達にとって満足いく結果に終わった。嫉妬から起きた悲劇も、とことん相手と向き合えば、西平・東山家のようにより強い絆が結ばれるかもしれない。